イラストレーターになったわけ

イラストレーターになったわけ

せっかく自分の庭を持ってるなら自分の人となりを知ってもらえるようなものを、と思っていますので、はじめのテーマはこれにしますね。


子供の頃から絵が描きたかったのか

YESでもNOでもないかんじで、絵を描くこと自体は好きでした。
「漫画家になりたい」と思ったのは11歳ごろのはなし。一度だけ少女漫画を描いた記憶があります。
それ以降、中学時代は二次創作で地元の小さな同人イベントにサークル参加したり。

しかしそれらと同時進行でやっていたことがあります。音楽活動です。
そもそも記憶のない頃からヴァイオリンを習い、FMラジオをBGMに生活したり、バンド組んでみたり曲を書いたり、吹奏楽部だったり。
私は中学卒業後、スタジオミュージシャンを志していました。

なぜかわからないけれど、漫画家になる才能は私にはないと思っていました。
(音楽の才能だって無かったとは思うのですが、そのときは疑問を持っていなかった…)
なので、私はイラストの専門学校だったり美大だったり、絵の専門教育は受けていません。
どちらかというと楽器をとにかく弾いて曲を書くことに10代後半を費やしたわけです。


いつイラストの仕事を始めたか

はじめてイラストのお仕事を頂いたのは20歳ごろでした。
特別な趣味もなかった私はイラストを描いて個人サイトで発表することを当時少しの楽しみとしていて、検索サイトから辿ってやって来たであろう小さな企業の印刷物担当者様にお声掛けいただいたのが最初です。
その頃参加させて頂いた展示で知り合ったイラストレーターさんに「名乗ったもの勝ちだよ」と言われ、それならもう実績を作ることが出来たのだし…とイラストレーターを名乗るようになると、他のお仕事もサイトやクリエイターSNS経由で少しずつ頂けるようになって今に至ります。
(もちろん営業活動とかも行ってきていますが)


どうしてイラストだったんだろう

これはすごく簡単で「それしかお金にするスキルが存在しなかった」といつも答えます。
小学生の頃、絵を描く私を見た父がphotoshopとペンタブを与えてくれたことや時代性によって、DTPやWebのお仕事のある会社にお勤めできていたりしたわけですが、20代の前半、私は勤め先に通い続けることが難しい状況になって、「できる限り家でできる、お金を稼げること」を探した結果がイラストでした。

希望に満ち溢れるフリーランスでは決して無かったかも。
作曲などだってお仕事さえあればやってたわけですから、「どうしても好きなこと(=絵)を仕事にしたいと夢見てきた人」とはなんか違うことは自覚しています。
でも、もちろん今のお仕事は大好きです。

ずっと、息をするように絵を描く友人の様子を見たりしていて、自分が絵が好きなのかわからなくて悩んでいた時期がありました。
でも多分その友人とは好きのベクトルが違って、私は私が描くことそのものに満足しているんじゃなくて、誰かのプロジェクトの一員に加えて頂いて、商品を作ることに満足していると思っています。
だから今の仕事が心から楽しいのです。


今は

結婚して夫婦二人で生活しておりますが、現状私が主たる家計維持者となっております。
夫は主夫として私の仕事を支えてくれていて、二人分の生活費を私が稼いでいく形です。
今はギリギリのカツカツではあるけど、これで暮らしていられるのは本当に幸せなことですね。
こういう現状を踏まえ、時間や金額のバランスの問題でお断りしちゃうお仕事もありますが、責任感やクオリティはその時の精一杯をお届けしていく所存です。
養っている家族がいる以上、道楽で仕事はしません。
すべてのクライアント様にお約束します。


いつか

私がイラストやまんがで成し遂げたいことは「誰かの人生の財産の一部になること」です。
小さい頃読んだ物語のページに描かれていた、誰が描いたかも知らないあのイラスト、を私が描いてみたいのです。
大人になって心の救いになった小説の装画。見つけると少し気分が明るくなるCDのジャケット。涙を流した映画のワンシーン。いつもの風景に突然飛び込んでくる広告。

そういうお仕事ができたら、といつも思います。
まだまだ遠い道のりかもしれないけど、無我夢中でお仕事をこなす中でできた自分なりの夢です。

見守っていてくださると嬉しいです。